対数の加法と減法(対数関数)
こんにちは!
数学の部屋のうちやまです。
今回のテーマは「対数の加法と減法」です!
対数の加法と減法
今回は対数の足し算(加法)と引き算(減法)を学びましょう。底が同じ対数は、次の公式を利用して、足したり引いたりすることが出来ます。
④(加法)は「対数の足し算は真数のかけ算」
⑤(減法)は「対数の引き算は真数の割り算」
と覚えておくとよいでしょう。
例題
それでは、例題を解いてみましょう(自分で解けそうな人はやってみましょう)。
問題
解答
(1)
(答)
(2)
(答)
(3)
(答)
(4)
(答)
</p
(補足)公式の証明
④
【証明】
,
とおくと
(左辺)
となるので
(右辺)
となることを示すことが目標です!
ここで、対数の定義より
なので、指数法則を使うと
となります。
すると
(右辺)
となるので、(左辺)(右辺) です。(証明終)
⑤
【証明】
流れは④と全く一緒です。
とおくと
(左辺)
となります。
対数の定義より
なので、指数法則を使うと
となります。
すると
(右辺)
となるので、(左辺)(右辺) です。(証明終)
今回はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました!